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コロナが移住を後押し

最終更新日:
  • 山本さん


2021年コロナ禍を機に「人生をイチからつくり上げよう」と仕事も決めずに福岡市から移住。ラグビーや音楽活動など趣味にも積極的。絶賛恋人募集中!

住むところを探しておいて! ~コロナが移住を後押し~

―――山本さんはコロナ禍を機に和水町に移住を決めたということですが

友人が和水町にいたので、学生時代から何度か遊びに来てたんですよ。
星がきれいなところだな。いつかこんなところで暮らしたいなとは以前から思っていました。卒業後は、福岡で働いていたんですが、コロナですっかり仕事が減っちゃって・・本気で家を探してもらいました。

―――仕事を決める前に家だったんですね

仕事は決まったけど住むところがない、というのが嫌だったので・・事前に地域おこし協力隊のことや、近くの企業の募集要項などは調べていて「何とかなるだろう」と。結局、家を貸していただいた方の会社に勤めることになりました。会社の人からも「よく思い切ったね」と言われますが、僕の中では「覚悟を決めて移住した」という感覚はなくて「頑張って楽しく生活できるところ」を探していたら和水町だったという感じですね。

  • 山本さん01



アグレッシブな田舎生活をおくりたい!

―――1年暮らしてみて、和水町の印象が変わったところなどありますか

大きく変わったところはないですけど、遊びに来ていた時は「さわり」しか触れていなかった「田舎の濃さ」を感じますね。道路の草刈りをする区役とか消防団とか。消防団についてはその存在自体を知らなかったので、田舎独特というか、良い経験をさせてもらっているなという感じですね。

―――辛かったり、嫌になったりすることはないですか

そういうものがあるんだと思って来たので嫌という感じはないです。実際、刈り払い機を使うのは初めてでしたけど、目の前に田んぼがある所に自分が住むと思っていなかったので、そういう意味では1年経った今でも新鮮ですね。
田舎ならではのやるべきことがある一方で、行事なりなんなり楽しい事もあるわけで、田舎ならではのアグレッシブな田舎生活を送れたらなと思っています。

一人暮らしですけど、家に来てくれる友達も多いし、「きょう行くわ」と言っても「いいよ」って言ってくれるんで助かってます。鬱陶しいと言われないか心配なくらいです。職場では、年が離れた先輩が多くて、最初はやりづらい感じもありましたが、きちんと挨拶をしたり、いろんな人と話をしているうちに、今ではすっかりかわいがってもらっています。

  • 山本さん02


田舎に無いものは作ればいい!

―――休みの日はどう過ごしているんですか

高校、大学とラグビーをやっていたので、友人の野田がやっているラグビースクールでコーチをしています。あとタッチラグビーのチームにも参加させてもらっていて、先日は熊本大会で優勝しました。

―――本格的ですね。もっぱらアウトドア派ですか

学生時代から音楽をやっていて、先日ライブをやりました。大成功というわけではなかったですけど、来てくれたお客さんのおかげで一応成功しました。ゆくゆくは和水で大きなイベントができたらいいなと個人的には思っています。

―――ライブはめったにないでしょうが、物足りなさはありませんか

今話したライブも、この辺に住んでいる3人で主催して、自分たちでつくり上げました。なかったら作ればいいと思います。

  • 山本さん03


趣味も仕事もどこにいてもできる時代

―――移住を考えている人にアドバイスをお願いします

僕も音楽の事だったり、都会で遊びたいだったりで、移住を躊躇していた時期があるんですけど、コロナになってリモートワークとかも増えて、音楽にしても、言ってしまえば、どこにいてもできる時代になってきた。だからもう本当に住みたい場所を自分でどこか決めて、足を運ぶだけじゃないかというふうに思います。

―――山本さんは今後どのように暮らしていきたいと考えていますか

できることなら結婚して、家を建てて、子どもたちをそこで育てたいなと考えています。その前に彼女を作らなきゃいけないですけどね・・

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